乾燥肌にご用心!!KAKOYOGAは京王線南大沢駅徒歩12分です。

冬は乾燥肌にご用心!!

人間の皮膚は通常、皮脂がつくる皮脂膜、天然保湿膜、天然保湿因子、角質細胞間脂質(セラミド)の三つの物質がバリアを作り、水分を保持したり、アレルゲンや紫外線から守る働きをしています。

乾燥肌は(ドライスキン)は、皮脂の分泌量が低下したり、角質細胞間脂質の減少により、角質の水分含有量が低下している状態のことです。

女性は30代後半から皮脂の分泌が減少していきます。また、高齢者は皮脂も薄くなり、加齢によって発汗量が減るために、非常に乾燥しやすくなります。

年齢のほかにも退室、気候、生活習慣など、様々な要因が、乾燥肌と関係しています。乾燥肌をほっておくと、アレルゲンや刺激物質が入り込み、かゆみを引き起こします。かゆみを感じ、ひっかいてしまうと、湿疹ができ、またかゆみのためにひっかいてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

乾燥肌を予防するポイントを紹介します。

1、スキンケアの際は、優しく、力を入れず、なるべく指が肌に触れないように行う。
なぜなら、こすりすぎによる刺激は、角質層を傷つけ、肌の保水能力を低下させるだけでなく目に見えない炎症をひきこしてシミを発生させてしまうことがあります。

2、洗いすぎは禁物!
クレンジング洗顔をすると、汚れや余分な皮脂だけでなく、皮脂膜や細胞間脂質なども洗い流してしまいます。1日に何度も洗顔を行うと、肌質によっては、バリア―機能が損なわれる恐れがあります。皮脂が多くない人、乾燥しやすい人は、朝ぬるま湯で軽くすすぐ程度で十分です。

3、入浴は38~40度のお湯に10分程度にする。
皮膚の潤いを保っているセラミドなどの細胞間脂質は、42度以上の高温のお湯につかると、簡単に流出してしまいます。

4、入浴時ナイロンタオルでごしごし洗ってはいけない。
バリアー機能を果たしている角質層は、0.02ミリの厚さしかありません。ごしごし洗うと、角質層を傷つけてしまいます。

5、睡眠不足は肌のターンオーバーを遅らせる。
肌のターンオーバーを一定の周期に保つ働きをしているのは、成長ホルモンです。成長ホルモンは睡眠中に分泌されるため、睡眠時間不足すると、成長ホルモンの分泌量も低下し、肌のターンオーバーが遅れがちになります。

6、バランスの良い食事をする。
肌や体はタンパク質から合成されています。タンパク質が不足すると、角質細胞の生まれ変わりが正常に行われず、ターンオーバーが遅れがちになります。

脂質には、体内では合成できない必須脂肪酸があります。必須脂肪酸が不足すると、たんぱく質と同様に細胞の生まれ変わりが正常に行われず、ターンオーバーが乱れます。

亜鉛が不足すると、皮膚炎や湿疹、皮膚の傷が治りにくくなります。ビタミン類が不足すると肌に悪影響が出ます。特に乾燥肌を防ぐのに重要なのは、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEです。

以上を守って、乾燥肌にならないように気をつけましょう。規則正しい生活、バランスよい食事など、体にいいことは肌にもいいのですね。

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