『相棒』お正月スペシャル、おもしろすぎて書かずにはいられない。
あけましておめでとうございます。
明日は私の誕生日です。
さて、今夜は書かずにはいられません。
なぜなら、テレビドラマの『相棒』元旦スペシャルが面白くて、面白くて。しかも内容が深い。
その昔、シナリオセンターに通っていたとき、シナリオ作家のほとんどは、私の周りにいた人は、みんな、いつかは『相棒』のシナリオを書きたいと言っていました。
なぜなら、『相棒』は面白くて中身が濃くて、社会性のあるドラマだからです。
今夜は特に深い。脚本家の大田愛さんに拍手を送りたいです。
杉下右京が最後まで年下の相棒である甲斐享を信じぬき、彼をなんとか助けようと事件解決に乗り出す。上司と部下の信頼が心地良い。
手段は悪いが娘を思う親の愛。右京と署内の仲間たちが、右京を信じ協力する姿。
事件の発端は、政府の天下りの受け皿を作るために、ひとり親家庭の支援センターを作るために、偽のデーターを国の支持でつくったことを暴こうとした記者を阻むために起こったこと。
国とはなにか。ジャーナリズムとは何か。を犯人に熱く問いかける杉下右京。
そうです。国も政治も、本来は国民が幸せになるためにあるのです。
そのためには国民は賢くならなければダメです。政治を鋭く監視する目を持たなければいけません。
テレビや新聞、いわゆるマスコミが正しく伝えているとは限りません。自分の頭で状況を分析して、
考える癖をつける必要があります。ちょっと話がそれてしまいました。
まあ、今夜の『相棒』そのようなことまで考えさせられました。
右京の的確な推理が見事、事件を解決。まあ、お決まりではありますが、その過程が面白い。
そして、中村橋之助の悪役の顔の名演技。まるで歌舞伎の一場面を見ているようでした。
おもしろすぎて『相棒』の感想を書かずにはいられませんでした。
今夜は全くヨガと離れてしまいましたが。
でも、平和な世の中であるからこそヨガもできるし、自分の健康を気にかけることもできます。
戦争が起これば、ヨガどころではなくなります。国民の一人として、賢明でありましょう。
作り物のドラマから教えられることは多いですね。