のぼうの城 強くなければ、優しくなれない。

映画『のぼうの城』をテレビで見る。テレビで見ると、CMがいいところではいるので、映画館で見るのが一番ですが、この映画見たかったのに、見逃していたので、テレビで視聴。

この原作者、実はシナリオの恩師の友人です。恩師は、今上映中の映画『武士の献立』の脚本を書いている柏田道夫先生です。彼も大器晩成型で、『武士の家計簿』で大ブレイク。苦節うん十年。

夢は諦めなければ、叶うのですね。夢を諦めたり、言い訳するのはやめましょう。夢諦めなければ、そして、夢に向かってコツコツと努力を続けていれば、必ず叶う時が来ます。叶うまで諦めてはいけません。

さて、映画の感想を。

野村萬斎、名演技です。普段は腑抜けの殿様で「のぼうさま」と呼ばれているが、農民から愛されている。農民とともに生きようという姿勢が、農民にしたわれる結果を生む。

危機に直面したら、時分の命を投げ出しても,農民たちを守ろうとする。敵前のすぐ近くで田楽を踊るのぼうこと野村萬斎。ふざけた踊りのなかで、目だけが真剣だ。この目の力、うまいなあ。

為政者は、のぼうのように、まずは国民を第一に考えて欲しいものだ。

成宮もいい味出していた。

強くなければ、人に優しくはできない。