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2015年6月10日

煮詰まったら、深呼吸して、その場を離れる

 

思春期の親子関係でよくあるのは、「くそばばあ」「くそがき」などの売り言葉に買い言葉。感情を投げつけるような言葉を吐くことで、お互いの感情はより一層高まってしまう状態になります。

思春期は自分づくりが始まる時期。自分でもどうしていいかわからずにもどかしさを抱えています。だから、ついつい乱暴な言葉を親に投げつけることがあります。

私の友人で高校生になった息子から「おまえなんか、死んじまえ」と言われ、大変傷ついていました。

よく事情を聴くと、男女で一緒にキャンプに行くことを反対したそうです。女の子の親も反対せず、友人だけが反対したそうです。そして、「おまえなんか、死んじまえ」との暴言を吐いたそうです。

息子さんは、本気で「死んじまえ」とは、決して思ってはいません。ただ、自分だけが反対されて、ついつい言ってしまったのでしょう。言われたほうは、相当傷つく言葉です。まして、手に塩にかけて育てた息子です。

そんな時は、「死んだら、あなたにご飯を食べさせてあげる人はいないのよ」とか、軽くかわすのがベストです。

言い争いになりそうになったら、まず深呼吸をして、心を落ち着かせましょう。親がまず心を落ち着かせることです。

そして、親が今いる場所から離れて、子どもとの距離をおきましょう。夕飯の買い物に行くとか、近くに映画館があれば映画を見に行くとか、散歩してくるとか。

遠くに行かなくてもベランダに出てみるとか、トイレに行くとかでもいいでしょう。

緊張関係をほぐすには、ある一定の時間がどうしても必要です。

怒りの状態で子どもと話をしても、ぶつかり合いだけです。

親が一歩引いて、心を落ち着かせてから話すと、案外、うまくいくものです。子どもの自立心を尊重してあげましょう。

「言うことを聞かないなら、家から出ていけ!」は、親が決して言ってはいけない言葉です。

思春期の子は、学校では周囲に合わせるために、自分を抑えて生活しています。だから、多くの子が「つらさ」を抱えて生活しています。「つらい」ときは、「つらい」と弱音を吐き、助けを求められる家庭を作れるといいですね。

子どもだけではなく、大切なパートナーとの関係でも、同じことが言えると思います。

 

大切なのは、深呼吸をすることです。深い呼吸をすることで、怒りも静まり心が穏やかになります。ヨガで心も体も整えましょう。KAKOYOGAは京王線南大沢駅徒歩12分です。

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