あなたは親を愛していますか?

2014年1月12日 007

 

 

 

 

最近のニュースで、40代の方が年老いた親を殺したり、10代の若者が、祖父殺したりと、血なまぐさいニュースに心を痛めています。かと思えば、児童虐待でまだ、生まれて数ヵ月後の子を殺してしまったり。ただ、泣いたり、笑ったりしかできない乳飲み子を殺してしまうなんて、悪魔の所業としか思えません。

虐待は、連鎖していきます。育ったようにしか育てられないのです。でも、虐待の輪から抜け出すことも可能です。それには努力がいります。親でなくても、他人から愛情を注いでもらう経験をしたり、自分で自分を愛せるようにしていくことです。
図書館などでの読み聞かせに参加するのもいいですね。子供時代に読み聞かせしてもらったことのない母親が、絵本の読み聞かせを聞くことで、母親自身の心が癒されたという話を聞いたことがあります。

人はみんな、かけがえのない人なのです。それぞれが特別な存在です。だから、決して「自分なんて」と卑下しないでください。
人と比較する必要はありません。ありのままの自分を受け入れてください。
そして、ありのままの自分自身のまま、すこしづつ成長していけばいいのです。

生きているだけで素晴らしいのです。

ところで、あなたは自分の親を愛していますか?
自分の親を愛している方は、大変お幸せだと思います。きっと、自分自身のことも大好きな方だと思います。

親を愛せないあなたは、自分のことが好きですか?

もちろん、様々な現実があり、虐待を受けたことがある方は、自分の親を愛せなくて当然でしょう。
親が酒癖が悪かったり、家庭を顧みずお金をちゃんと入れなかった父親だったり、男グセが悪い母親だったら、愛せなくて当然かもしれません。

でも、父母がいなければ、私たちはこの世にいません。自分を産み、育んでくれた父母をいたずらに侮蔑することは、自身の存在をの大地をつき崩し、大切な生命そのものの否定に通じます。
自身の存在の基盤を失えば、自己の尊厳も、生きる意味も失い、自信も希望もなくしてしまいます。

だから、どんな父母であろうと、産んでくれ、育ててくれた一点には、感謝をしていきませんか?
感謝の心を持つだけで、物事の見え方が変わっていきます。

とはいえ、子育ては難しいですね。子供のためと親は思い、あれこれするのですが、子供にとっては余計なお世話ということもあります。親は得てして、エゴや見栄も入ってきます。

だからこそ思いだして欲しいのです。子供が生まれた瞬間の喜びを。この世に生を受けた喜びを。

親を愛すことは、自分を愛すことをつながっていくと思います。自分を愛せない人は他人を愛せるでしょうか?

人は愛し合い、笑顔でいっぱいの世の中になって欲しいです。

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