読書はお金のかからない楽しい趣味だ。kAKOYOGAは南大沢駅徒歩12分

私の趣味の一つに読書がある。読書は手軽にいろいろなところへ行ける。冒険の世界だったり、古典の世界だったり、はたまた犯人を推理するミステリーの世界だったりする。

本代という少額で、世界は広がっていく。

何気なく手に取った本が、その人の人生を大きく変えることもある。活字の力は大きいのだ。テレビだと、自分の頭で考えることなく、情報が洪水のように流れ込んでくる。

読書は一字一字じっくりと味わいながら、考えながら読むので、頭の中に情報がゆっくりと入ってくる。

ある人が、読んだ本から大きな影響を受け、何かを成し遂げる。その記憶をまた別の誰かが読み、新たな行動に駆り立てられていく。読書の鎖は、そうやってつながっていく。

公民権運動を主導したキング博士は、インドのガンジーの著作から、自身の使命を果たす方法を見い出した。そのガンジーは、米国の鉄人ソローの『市民の反抗』に示唆を得た。    さらに、ソローはインドの聖典『バガヴァゥド・ギーター』に影響を受けた。

古今東西の哲学も、そうやってつながっているような気がする。なぜなら『ヨガ・スートラ』に書かれている内容にあることを、吉田兼好が『徒然草』で語っているからだ。

今、この瞬間を精一杯生きる。明日でもない。昨日でもない。今日という日を生き切る。そこに新しい未来が広がっている。

読書はお金のかからない楽しい趣味だ。