『指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎』本日読了。

『指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎』本日読了。
非常に興味深い作品だった。
ソ連は日本がポツダム宣言を受け入れた後に、戦線布告し、攻撃してきた。浅田次郎がこのことを小説に書いている。本のタイトルは忘れてしまったが。
上記の最後の章から引用したい。
『占守島の戦闘は、戦場としては小さなものであったが、日本という国の形を守る意味では非常に大きな戦いであった。日本が朝鮮半島のような分断国家となった可能性も十分にあったのである』
ふうん、そうなのか。
分断された国家は悲劇である。
戦争が起こらないことを祈る。どこの国民も戦争を望むものはないない。戦争が起これば、一番に被害を被るのは女子ども弱いものだ。実際の戦闘にかかわるのも一市民だ。絶対に戦争を起こしてはならない。
作家の取材力に感心した。