上腕神経痛、調べてみました。KAKOYOGAは京王線南大沢駅徒歩12分

KAKOYOGAに通ってきてくれている生徒さんで、左腕の上部が痛いという人がいました。「まずは、整形外科に早く行ってみてもらって」とアドバイスしました。

気になったので、調べてみました。

上腕神経痛の可能性もあるのかなあと思います。

上腕神経痛は、首から肩、上腕をとおり、症状のひどいときはしびれや痛みを感じる神経痛です。両腕に生じることもあるそうですが、多くは左右どちらかの片側に生じるようです。

原因疾患としては、まず頸椎の椎間板軟骨などが加齢で変形し、神経根を圧迫することで生じる「変形性頸椎症」があげられます。

胸郭出口症候群では、上肢の感覚や運動をつかさどる神経(腕神経叢)が鎖骨周辺で筋肉や骨に挟まれて圧迫された結果、しびれや痛みを生じます。撫で肩の女性や重いものを運ぶ労働者に多く見られるそうです。

頸肩腕症候群では、肩甲骨から上肢にかけて慢性的な疼痛を生じます。症状は神経痛に類似していますが、筋肉疲労が主体で、パソコンの使用頻度の高い人など、肩、腕、手を酷使する人によく起こります。

治療はその原因疾患によって異なりますが、まずは負担の少ない保存的治療法から開始すべきで、筋力トレーニング、ストレッチから試すことが重要です。

筋力トレーニングやストレッチは、ヨガでできます。

まれに肺がんなどの腫瘍が上肢の神経を圧迫して神経痛を生じる場合があります。長く続く痛みを感じたら、まずは医療機関を早めに受診することを大事です。

痛みの原因がはっきりわかったら、対象方法を考えましょう。