あれから3年目。

今日は3月10日、69年前に東京大空襲があった日。多くの罪もない市民が米軍機に焼夷弾を落とされ、何千人という尊い命が亡くなりました。

憎むべきは米軍ではなく、戦争です。憎しみからは、明るい未来は作られません。韓国の方も、日本を憎むのをやめて、人を殺人鬼に変えてしまう戦争を憎んで欲しいと思います。

過去は変えられません。過去に学ぶべきは学び、今ここに生きてあることを大切にして、よりよい未来を築く努力をしていくべきだと思います。

そして、明日は東北大震災があった日です。私たち、そこになかった者には、測り知れない悲しみ、苦しみがあったことだと思います。

今日のテレビで東北の漁師の方が出ていました。養殖牡蠣を軌道に乗せるために頑張っている姿が映っていました。少しづつ、少しづつ、笑顔が戻ってきているようで、見ている私も嬉しくなりました。しかし、漁師の高齢化問題がそこにもあり、街の復興には、次の若い世代、後継者を育てていくことが課題だと言っていました。確かにどこにでも高齢化問題が横たわっています。

あの東北大震災の日、私は家の中にました。夫は地方に出張中。心細い一夜を過ごしたのを、今でも覚えています。福島、東北の人の不安は比べようもないほど大きかったと思います。

多くの人の人生を変えた東北大震災。私もあの震災で自分の人生が変わった一人です。あの日がなければ、ヨガインストラクターとして自分はいませんでした。

私に何か出来ることはないかと考え、児童書を書いていたので、自著を100冊をユニセフを通じて東北の子どもたちに寄付しました。

そして、ほかに何かできないかと考えたとき、「そうだ! ヨガだ!」と思いついたのでした。

私は職業柄、当時は教育関係の出版社で働いていて、ひどい肩こりと頭痛に悩まされていました。
ヨガをやることによって、頭痛と肩こりが軽減されたのです。体が変わると、心も変わります。

「そうだ! ヨガで悲しみで硬くなっている体をほぐして、楽にしてあげたい」と思い、年齢も顧みず、ヨガインストラクター養成校に入校したのが2011年でした。

そして、今、毎日、ヨガのレッスンをしています。「ヨガで多くの方を笑顔にしたい」との思いは、今も変わりません。

今、自分がいる場所で、周りの人に笑顔と幸せを届けたいと思い、KAKOYOGAスタジオを2013年12月1日にオープンしました。限定2名の小さなスタジオ。
昨年、参加された方は3名でしたが、みるみる体が良い方に変わっていきました。

そして、3月3日、今までよりは大きなスタジオにして、リニュアールオープンしました。
今は限定5名のレッスンができます。

これからもヨガで笑顔と幸せの輪を広げていきます。そして、小さな力しかありませんが、東北の方を応援していきたいと思います。

indio (163)