スワディヤーヤ、良書を読もう!

今日も私のページに来てくださりありがとうございます。今日は蒸し暑いですね。
皆さん、体調を崩されていないですか?

ヨガのやるべきことの一つにスワディヤーヤ、聖典の学習をしなさい。ということがあります。
まあ、良書に親しめとも解釈できます。良書を読むことで言葉も心も磨かれていきますよ。

なので、今日は最近読んだ本の話です。
『マレスケの虹』森川成美著 小峰書店第二次世界大戦の時のハワイの日系アメリカ人の話です。
児童文学ですが、大人が読んでも面白いです。戦争中における人種差別、戦争の悲惨さをやさしい言葉で書かれています。ぜひ、一読をお勧めします。

『コーヒーが冷めないうちに』『思い出が消えないうちに』川口俊和著 サンマーク出版
映画の原作でもある。
とある喫茶店のとある席では、一杯のコーヒーを時田家の女性にいれてもらうことで、コーヒーが冷めない間だけ、過去や未来に戻って会いたい人に会える。でも、現実は変わらない。とある喫茶店に来たことのある人にしか会うことができない。など色々条件がある。

著者の思いは、『思い出が消えないうちに』の最後の4行に集約されていると思う。

「私は思う。人の死自体が、人の不幸の原因になってはいけない。なぜなら、死なない人はいないからだ。死が人の不幸の原因であるならば、人は皆不幸になるために生まれてきたことになる。そんなことは決してない。人は必ず幸せになるために生まれてきているのだから』
2018年9月25日発行

きっと著書は、東北大震災などで失った大事な人たちのことを悼み、生き残った自分が幸せになってはいけないという後ろめたさをもって生きている方も多いのでしょう。そんな方々に向けて、
「笑顔で幸せになってほしい」との思いを伝えているような気がする。

人はどう生きるか? 自分はどう生きるか? どうすれば幸せになるか? 幸せとはどういうことか?
今一度考えてみてください。あなたならではの答えを見つけてくださいね。
拙著『ヨガの幸せに生きる知慧』を読むと生きるのが楽になりますよ。まだ、お読みでない方は是非、一読ください。