平和へのバトンを引き継いでいきましょう
今日も暑いですね。皆さん、こんにちは。
1日遅れですが、昨日は74回目の終戦記念日。もちろん、私は戦争を知らない世代です。
両親は戦争体験がありますが、すでに亡き人になってしまっているので、話を聞くことができません。
子どものころ、夏になると、父が良くビルマ料理を作ってくれました。ピリ辛のトマト味で、お替りしました。父のすねにはピストルの弾が貫通した後がありました。運よく球が通り抜けてくれたから脚を傷めずに済んだそうです。ジャングルの中、医療手段のない中ですからね。
父は子どものころ荒川で泳いでいたそうです。泳ぎが得意だったといっていました。そして、潜水も仲間の中で一番長く潜れたそうです。それが父の命を助けることになったそうです。
アメリカ軍がライフル銃で射撃してきたので、川の中に日本兵は、飛び込んで身を隠したそうです。しかし、息が続かなくなった人は、川から顔を出し、打たれて死んだそうです。
父がようやく川から顔出したとき、川の水の中には大勢の戦友がぷかぷか川の中に浮かんでいたそうです。
そんな話を小学生のころ、夏になると、父の手作りのビルマ料理を食べながら聞いたものです。
ビルマの人たちは、日本兵によくしてくれたそうです。戦争が終わっても、日本に帰らずにビルマに残った兵隊さんもいたそうです。
もっともっと両親から戦争のことを聞いておくべきだったと思います。
昨日のNHKスペシャルで「全貌二・二六事件」を見ました。知らないことがいっぱいあったので驚きました。
ちゃんと記録が残っていたのですね。陸軍と海軍が千代田区であわや銃撃戦になっていたかもしれなかったそうです。
テレビに生き残こり証言者として出演した99歳、103歳の方には驚きました。お元気でボケもせず、当時のことをしっかりお話されていました。すごいことです。
私たちは戦争のない世界、核のない世界を目指していきたいです。最近、世界が不穏に動いているのでとても心配です。