インド独立の父、非暴力の王様、ガンジーについて、妻も偉かった。KAKOYOGAより
インドのガンジーを知らない人はほとんどいないと思いますが、今の若い人はどうなのかしら?
マハトマ・ガンジーとよく言われますが、マハトマは、「偉大な」という意味です。
ガンジーは、インドではカースト制が根強く残り、卑賤民たちの差別撤廃のために立ち上がったのです。そして、非暴力運動を展開し、インド独立までも勝ち取って行きます。
ガンジーは弁護士でした。年収2万ドル(当時で)もある弁護士事務所をやめ、自分の全財産を貧しい人たちに分け与えたのです。ガンジーも偉いですが、奥様も偉いなあとしみじみ思います。もし、私だったら、どうしたでしょう。夫に付き従うことができるでしょうか。
ここにガンジーの妻の言葉を紹介します。
「私は、あなたの生涯の伴侶として、また、助力者としての特権を持たせていただいたことを感謝しています。私は、あなたがインドのために生涯を捧げられた尊いお仕事の中で、私を対等の同志として扱ってくださったことに感謝します。(中略)私はあなたが、他人の労力を搾取して自分の富をつくることに熱中している世の常の夫たちの一人出なかったこと感謝しています」(『あるヨギの自叙伝』より引用)
妻も偉大だったのです。この妻ありて、マハトマ・ガンジーあり、という感がありました。妻たるもの、偉大な夫を作るには、まず、自らが偉大にならなければならないのですね。日本の賢人も言っています。「男の仕業は妻の力」。
世の妻の皆さん、お金を稼げ、と尻を叩くのではなく、人のためになることをせよ、と尻を叩きましょう。
暴力からは何も生まれません。世界が平和であることを望みます。
「人類の存続は、人間が互いに許しあうことによって可能となる、と言われてきた。許しは聖なる行為である。許しは犠牲である。許しは心の平安である。許しと柔和は、心の平安をもたらす根源であり、永遠の特性である」
ガンジーについては、また、改めて書きます。今日はここまでにします。
KAKOYOGAにみんな来てね!! KAKOYOGAは京王線南大沢駅徒歩12分です。