ネガティブな感情も受け入れましょう!

6月1日からKAKOYOGAスタジオ再開します。皆さんにお電話したり、メールしたりしています。

皆さん、再開を心待ちにしてくれていました。私もうれしいです。

皆さんも今回のコロナ騒動は、想定外のことだったと思います。

私は偶然、カミユの『ペスト』やダンテの『神曲』や直前にペスト時代が背景のボカッチョの『デカメロン』を読んでいたせいか、実はコロナがペストのように世界中で大流行するのではないかと予見していました。

だから、あまり不安にはなりませんでした。予想通りのことだったからです。

生きていれば、いろいろなことがあります。楽しいことばかりではなく、辛いことや悲しいこと、苦しいこともあります。むしろ苦しいことのほうが多いかもしれません。

 

だからこそ、楽しいこと、うれしいことをより一層鮮明に感じることができるのです。悩みや苦しいことは、お料理で言えば隠し味です。塩気のないお料理はあまりおいしくありません。

 

とはいえ、塩路が効きすぎても、体によくありませんね。お料理に味付けが必要なように人生にもバランスが必要ですね。

苦しんだばかりいたら、辛くて辛くて、死にたくなってしまうときがあるかもしれません。
でも、死ぬのはやめましょう。死ぬ気になれば何でもできます。

心は本当は死にたくありません。ただ、今の辛い状況から抜け出したいだけです。辛いことから抜け出す方法を考えましょう。

 

辛く悲しいネガティブな感情でも実はしっかり言葉や行動にだして感じることが必要です。悲しい時、悲しいと言葉にだすと、悲しさを実感することができます。または涙を流して泣くと、その後はスッキリした感じを味わえます。

 

十分に泣くことで、悲しさをしっかり感じ取ることができたため、悲しさという一つの感情が終わるのです。

ネガティヴな感情を受け入れれば、心は次のステップに進めます。