映画鬼滅の刃、観てきました! 非日常を味わってきました。
『鬼滅の刃』映画観てきました。ああ、面白かった。まだ見ていない人、おすすめです。
アニメだと侮ることなかれ! 人はわかりづらいものより、わかりやすいものに共感します。
大ヒットアニメな理由があります。まずは世界観がはっきりしていてわかりやすこと。
主人公のたんじろうは、ただの炭焼き少年。田舎で家族仲良く暮らしている。
たんじろうの留守に家族のただ一人いもうとのねず子を除いて、全員殺された。妹のねず子は、鬼にかまれ、瀕死の重傷であったが、死なずに鬼になってしまった。
鬼になってしまったねず子を人間に戻すため、鬼を退治しようと心に決める。心優しい非力な少年がねず子を救うために、立ち上がるのだ。ゴールを目ざして、成長していくたんじろうの姿に共感する。
誰でも叶えたい夢がある。みんなスーパーマンではなく、力のない弱い人間だ。それでも、泣きながら、失敗しながら、悔しい思いをしながら、自分の夢を目指していく。そんなたんじろうに共感するのだろう。たんじろうは、心優しい少年だ。
鬼を殺すときも、鬼になってしまった状況に同情を寄せる。鬼は元は人間だったのだ。この設定もいいと思う。この世には善と悪、光と闇が存在する。
登場人物、一人一人がキャラが立っている。時折ナンセンス逆が血なまぐさい戦いを緩和させる役目を果たしていると思う。
今回の映画のセリフもとてもいい。ストレートすぎると言えばストレートすぎるが、子どもには、このくらいのストレートさでちょうどいいと思う。
煉獄杏寿郎が今回主人公だ。彼の母親の言葉「能力があるもの、体が強く生まれたものの使命は、弱いものを守るためだ」と杏寿郎に伝える。その母の言葉を守り抜いて死んでいく。
世界の政治家の皆さんにい一言いいたい。強いものは弱いものを守るための政治をして下さい。
この気持ちになれば、差別も貧富の差も少しは解消されるでしょう。
私が政治家でないのが残念でなりません。
私の恩師も「大学に言ったものは、大学に行けなかったもののために役だつ働きをする使命がある」と言った。恩師から生き方を学んだ。恩師がいたから今の私がある。恩師に感謝している。
強い鬼から「お前は鬼になれ」と勧められるが、人として人を守るために戦い死んでいく杏寿郎。
もし、あなたが死にかけていて、『鬼になれば死なない』と誘われたらどうしますか?
私も杏寿郎と同じ、断固、鬼の誘いを断ります。自分のやるべきことを全うして死にます。
ですが死ぬまで生き続けます。
これ以上核とネタバレしてしまうので、この辺でやめておきます。
まだ見ていない人は、ぜひ、見てください。おすすめです。アニメと侮ることなかれ!
本当に面白かったので、日ごろの疲れが吹っ飛びました。やったね!
楽しい非日常を味わってきました。