電車が止まって『寛容論』ヴォルテール著 読了!

今日も3レッスン、元気にやりました。
1本目KAKOYOGAスタジオでパワーヨガ。
2本目都立大学ノアスタジオで骨盤調整リラックスヨガ。
3本目はパーソナルレッスンで世田谷区まで。
移動中なんと小田急線が飛来物障害で1時間ほど止まってしまいました。電車が止まり、時間に遅れる旨を先方に連絡。
電車の中で読書。『寛容論』ヴォルテール著 光文社古典新薬文庫
1時間ほど電車が止まってしまったので、本読了。ラッキーでした。常に本は持って歩いているので、こういう時には時間を無駄にせずに済みます。
フランスの哲学者ヴォルテールの思想、行動に共感します。
縁もゆかりもないジャン・カラスの処刑が狂信のために無罪なのに、激しい拷問の末、車裂きの刑に処せられたことに憤りを感じ、残された家族の救済と無実の罪を晴らすためにヴォルテールが一人行動を起こし、仲間を集め、2年の歳月をかけてジャン・カラスの無罪を勝ち取った。
ジョン・カラスの無罪を証明するちゃめに書かれたのがこの『寛容論』だ。
フランス国内だけでは、ロシアのエカテリーナなど、ヨーロッパの名だたる人に、事件の概要を手紙で伝えて、支援を得る活動をしている。
正義のために、社会の公正のために、他人のために、行動できるヴォルテールに共感し、感動した。
最期に文章から引用したい。
『寛容というものがなければ、狂信が地上を荒らすことになる。あるいは、少なくとも地上をつねに悲しみで満たすことになるからである。』
電車が止まって『寛容論』ヴォルテール著 読了!
興味がある方は、一読してみてください。訳は大変読みやすいです。