『おくりもの』の感想をアップします。

作家でヨガ講師のKAKOです。いつも私のページに来てくださるあなた、ありがとうございます。
『おくりもの 』Amazon Kindle電子出版 昨年12月11日に電子出版しました。
嬉しい感想いただきました。レビューもアップしてくれたそうです。
ありがたいです。先ほどアップしたそうですので、明日あたりには Amazonkindle電子出版 森本

和子で検索していただけたら、レビューが見られます。

表紙もその友人が作ってくれました。これから変えます。

まだ、お読みでない方は、ぜひ読んでください。了解を得て、友人のコメントアップします。ぜひ、参考にしてね。

何が贈り物なのかは読み進めるうちにわかります。
父がリストラされて故郷の小豆島に引っ越してきた勉、それに島の11人の小学6年生が徐々に友情
を育んでいく物語です。
中には同じく東京から嫌々転向してきた美鈴というバレリーナになりたい美少女もおり、美鈴と勉
の淡い恋が物語に甘いエッセンスを加えていて読んでいて思わず微笑んでしまいました。
しかし、出色はやはり少年少女が全員友達になっていく過程です。島のドッジボール大会のために
最初は仲の悪かった小学生たちが仲良くなっていく過程が丁寧に描かれていて読み応えがありま
す。
この12人にはそれぞれ個性があり、それが物語の厚みになっている点も特筆するべきポイントでしょう。
このような群像劇の場合、ともすれば中心人物ばかりにフォーカスがあたり、周辺の人物はただの
モブとなってしまいがちですが、『おくりもの』では全員がちゃんと生きています。学校の先生、
教頭先生、父親、母親……。だれもが愛すべき人物として描かれています。
大きな事件も起きず、淡々と進む物語ですが、でもとても読み応えがある。
これは必読の物語として皆様に強くお勧めします。
 by    蒲生