今日も、明日も、愛と感謝の日々でありますように!! KAKOYOGAは京王線南大沢駅徒歩12分
今日、8月6日は広島に原爆が落とされた日です。すでに69年が経過。
先日、広島原爆ドームに修学旅行で訪れた中学生が、原爆語り部に対して「死にぞこない」との暴言を吐いたとのこと。そして、そのことに対して現場にいた教師も注意を与えていず、このことへの謝罪も学校長もすぐには行わなかったという、テレビ、新聞の報道に接したとき、とても胸が痛くなりました。
テレビや新聞の報道は、全て真実を伝えているわけではないので、どこまでが本当かわかりませんが、中学生が暴言を吐いたことは事実のようです。
被爆者が語り部になるまでには、相当の勇気が必要だったと思います。
なぜなら、悲しいことですが、被爆者は被害者なのに、前後、病気が移るなど、就職や結婚などで差別を受けてきたのです。
なだから固く口を閉ざしてきた人が多いです。
でも、生き残った者の使命を感じ、戦争の恐ろしさ、原爆の恐ろしさを語り継がなくてはならないとの使命感にたって、勇気を出して、語り部をされているのです。
そんな方たちに暴言を吐くとは。
戦後69年、私も戦争を知らない世代です。親が子どもにしっかりと、命の大切さ、原爆の恐ろしさ、戦争の恐ろしさをちゃんと学び、子どもに伝えていかなければならないと思います。
学校でも修学旅行に行く前に、事前学習で語り部の方たちの思いも伝えていたら、暴言を吐いたでしょうか。
私たちもせめて、広島に原爆が投下された6日、長崎に原爆が投下された9日、には、原爆の恐ろしさ、被爆者の気持ちなど考えてみたいものです。
広島に原爆を投下した爆撃機「エノラ・ゲイ」の乗組員は、先月のバンカーク氏が亡くなり、全員この世を去りました。
戦後の彼らは、自身の行為を正当化し、謝罪を拒んだそうです。彼らは、目標地点に「リトルボーイ」を投下せよ、との命令を守っただけだった。戦争中のことゆえ、命令を守らないわけにはいかなかったのでしょうけど、その後の被害状況を聞いて、胸が痛まなかったのでしょうか。
まして、原爆投下は非戦闘民、一般市民が生活をしている街に落とされました。許されざることです。
私は、人の心の中には善性あると信じたいです。
9・11のテロの時、自分の運命を知った人々が最後に肉親と交わした携帯の交信記録は、憎しみや怒りではなく、残された家族や友人への愛と感謝の言葉だったと聞きます。人間の善性が失われなかった証拠です。
人はよりよく変わることができます。この愛と感謝の心こそが、人間の絆を確かなものにすると思います。
そして、愛と感謝の心こそ、平和を育む大地となると思います。
今日も、明日も、愛と感謝の日々でありますように!!
KAKOYOGAに来てね。