最近読んだ本、読書会しませんか?

『存在の美しい哀しみ』小池真理子著
母奈緒子の死から始まり、母の元夫との物語、妊娠中の奈緒子と恋に落ちた現在の夫の病気で死にゆく妻を見守る夫。奈緒子は死を前にして、一人娘に自分の反省を語る。お腹を痛めた子、芹沢聡のことを話す。一人娘の後藤春奈は、母の思いを受けて聡がいるウィーンに会いにゆく。それぞれの想いと存在が醸し出す生きていくことの辛さ、悲しさが溢れている。

『ふがいない僕は空を見た』窪 美澄著
こちらもそれぞれの想いや悲しみや怒りが溢れている。登場人物たちは、光と影を併せ持っている。
2作とも考えさせられる作品だ。

2冊読んだ方で感想を話し合い対人がいたら、読書会やりませんか?

読書は本題だけで、心の旅ができますね。私ぼ趣味の一つです。