「族長の秋」権力者、独裁者の虚しさを描いている

いつも私のページに来てくださるあなた、ありがとうございます。

今日は本の話をします。

最近読んだ本『族長の秋』G・ガルシア=マルケス作 新潮社

権力者の虚しさ、虚構の世界、列強国のエゴイズムなどが描かれています。

2000人の子どもを爆死させたり、大統領の愛する妻子が多くの犬に襲われ噛み殺されてし舞うなどのえげつないエピソードなどが描かれていく。
改行がない文体、主語がない。様々な人たちが語る大統領の生き様、死に様。
独裁者の哀れな姿をこれでもかと描いている。

作者はノーベル文学賞作家である。

一読してみてください。