アスティヤ、人のものを盗んではいけない。KAKOYOGAは京王線南大沢駅徒歩12分

昨夜は東野圭吾原作映画『夜明けの街で』深田恭子、岸谷五朗主演をテレビで見た。思わず、最後までみてしまった。いつもならほとんどテレビ見ないのに。
単なる不倫を描いている映画だったが、心理描写が深い。奥さんに自分の不倫がばれていないと思っている夫を岸谷五朗が演じている。不倫相手のOLは、深田恭子。2011年の映画。深田恭子は、見るたびにきれいになっていく。
OLの潔い別れ方はあっぱれ。不倫はばれないと思っているのは夫だけ。妻はすべてお見通し。ミステリーの王様、東野圭吾がこんな作品を書いているとは。驚きです。きっとあまりヒットしなかったのでは。ほとんど彼の作品は読んでのですが、これは初めて。これから図書館で探して来て読もうと思います。

映像の処理もうまい。奥さんの顔はうつさず、手だけ。しかもサンタクロースを握りつぶす。セリフもなし。でも、見ているほうは奥さんの手だとわかる。そして、その手で無言でサンタクロースの小さな人形を握りつぶすことで、奥さんの悲しみ、悔しさが伝わってくる。

主人公のOLは、不倫相手を愛しながらも身を引きます。それは、ヨーガ哲学のアスティヤ、盗んではいけない。を実践しました。一度は人の夫を盗みはしたけど、人の不幸の上に自分の幸せを築いてはいけないと気が付いたから。

ヨガ―が哲学でなくても、人として、人のものを盗んではいけないです。人の不幸の上に成り立つ幸せは、砂上の楼閣のようなものです。

よく聞く話ですが、不倫の末、結婚しても、結婚したとたん、相手がつまらなく見えたりするといいます。他人のものはよく見えるのでしょう。男の魅力は、妻が作ります。妻と離れた途端、魅力が失せるのは当然のことです。逆もまたしかり。

まあ、一概には言えないかもしれませんが。家庭内別居など、すでに精神的にも肉体的にも破局していて、籍だけ入っている状態なら、いいのかもしれませんが。

未婚の若い女性は、中年おじさんに要注意。結婚していない素敵な男性をみつけましょう。もしくは、素敵な男性に育て上げましょう。

まあ、死ぬまでには、東野圭吾さんみたいに、ベストセラーになるような作品を書きたいものです。書きたいなあ。いや、絶対書ける。書きます。残された時間はあと30年。頑張ります。

ヨガ講師としても、後進の人材を育てていきたいです。そのためにも、さまざまなWSを受けて、教え方を学んでいます。土曜日、勉強になりました。
来年9月から限定6名で養成コース始めます。