今日は私の作品『おくりもの』の朗読劇公演があり、人形町の小さな劇場に行ってきました。小さな劇場といっても100名くらいのお客様が入っていて、満員でした。

小豆島を舞台に小6の子どもたちの将来の夢、葛藤、ケンカ、友情、切ない初恋を描いた作品です。
11名しかいない6年生。12名以内とドッジボール大会には出られない。そこに父親がリストラされ、故郷の小豆島でネイチャーガイドをやろうと決意した父親に連れられ家族で移住してきた藤本勉。勉を入れて12名になる。ドッジボール大会を目指して、クラスがまとまていく様子を描いています。
120枚の作品です。
2011年の3月1日から3日間、地腹を切って、作品の舞台を取材して書いた作品です。某映画祭用のシナリオとして最初は描きました。その後、小説に書き直して、こっそり電子出版しました。2社に持ち込みましたが、出版が叶わなかったので。思い入れある大好きな作品なのでこのまま眠らせたくないと思いからです。
誰にも教えず、こっそり電子出版した作品を朗読劇団の主催者が見つけてくれて、「朗読劇に使わせてほしい」と今年の前半に依頼があり、許可しました。
原作が私が書いたものですが、1時間の朗読劇は素晴らしいものでした。自分の作品ですが、感動しました。
ご興味がある方はAmazonで『おくりもの』検索してみてください。電子出版ですので、値段はすごく安いです。ずいぶん前なので、いくらにしたかも忘れていす。
表紙もCANVAを使って簡単に作ったので、あまりヒットしていないはずです。それなのに私の作品を購入して読んでいただき、朗読劇の原作に使っていただき嬉しい限りです。




